親の認知症予防

親の携帯の連絡先で名前忘れを防ぐ!

今回は、人の名前が覚えられなくなり、知っているはずの人の名前を忘れていくということを防ぐために役立つ方法をお伝えします。

先日、80超えてる親と会話している中で、「近所の人の名前が出て来ないことがある」というスルーしたらマズいと直感的に感じたことがありました。

もともとは単に親が認知症になったり、突然亡くなったら、親の人間関係について、詳しく知らないと困るかもといいうことで、自分の覚え書きのために、親の携帯の連絡先の編集をしたことが、きっかけでした。

連絡先に入れている人は、高齢になると主要な人に絞られて来ていることが多く、それを「この人誰だったっけ?」となるのは、本人も困るはず。

ということで、編集で全ての名前に()かっこ書きで関係性を付け加えたのです。
田中さん(町内)
鈴木さん(GG会の友達)
佐藤はなこ(学生時代の友達)など

習い事で知り合った友達や昔の仕事仲間、他にも、娘、孫、いとこ、兄弟、弟の嫁など、家族をはじめ、近親者も皆です。

「さすがに家族はわかるわ~」と言われるかと思いましたが、まったくそんなこと無くて、思った以上に「これいいなぁ!!」と大喜びの反応でした。逆に、そんなに不安があったのだろうかと思ってしまうほどでした。

確かに、独居だと誰かに聞くこともできず、思い出せなくてそのまま忘れてしまうとことになると思えば、自分で常に確認ができて、安心して電話や他にもやり取りができるということは、本人にとっても大きいことで心強いことです。

脳トレも筋トレも大事なことですが、現存する親の人間関係を補強することは必要だと改めて気づかされた出来事でした。

認知症予防に、他者とのコミュニケーションは大きな必須項目です。コミュニケーションが保持できる環境づくりを周りからも提供していけたらと思います。