親の認知症予防

認知症になりつつある親

新年です。
今年一年の雲行きが怪しくなることがちらほら。

実家の親から「お年賀」の菓子折りをもらったのですが・・・

まさかの「仏事用で無地熨斗」でした。

お年賀の熨斗は赤白水引の蝶結びが一般的と言われています。真逆・・・

本人に確認したところ、「お年賀」という言葉自体、頭から消えてる感じ。我が家には仏壇があるので、仏壇に供えるイメージで、「お正月に仏壇に供える」と店員さんに言ったそう。

その言葉が怪しい。「お正月」というワードがあるのに、店員さんが確認せずに仏事用の熨斗にするわけがない。確認されて適当に答えたか、お正月という言葉を出して無いから、「仏壇に供える」というワードだけで仏事熨斗にされた可能性が高い。

いずれにしても、熨斗を印刷した時点、もしくは最後に、まちがいが無いか確認する上で、一度熨斗を見せられるはずだが、そこで気づかない時点でアウトでしょう。

また、お正月は家族みんなでゲームをしたのですが、そこでも引っかかる出来事がありました。

ゲームの紙幣で、自分の手持ちの紙幣の合計ができない?!本人は紙幣に書かれた額面の数字が見にくいと言い訳していたが、数字は大きく書かれているし、色で見にくいことはあったとしても限定的。それより見にくいような文字は見えている。

本人は若い時から計算が大の得意で、そろばんができるため、単位が大きくなっても、いつも暗算で難なく計算していたのに、予想もしていないくらいにできなくなっていてびっくり。

途中から電卓を使い始めたものの、それさえ「もうわからん」と投げ出す始末。何が起こっているのかわからないまま、子どもらが計算を引き継いだけれど、本人は言われるがままに進められると、考えなくていいので楽しそう。

やはり、総体的に見ても、考えることができないの一言に尽きるようです。

考えられない人に色々あれこれ伝えても、実行にまで持っていくのは至難の業。

いくら私が認知症予防で色々勧めても、結局自分が興味のあることしかしないので、脳の使わない部分が欠落していってるのでしょう。

今年は認知症になっている前提で物事を進めていくしかないのかもしれません。