認知症かいごブログ

リハビリパンツをくるくる回して履きたくても履けないおじいさんたち

最近、デイサービスでおじいさん率が上がってきたせいか、おじいさんが戸惑う共通ポイントにリハビリパンツが挙げられることに気づきました。

始めは普通のパンツを履いていたおじいさんたちも、時が経つと失禁が出始め、リハビリパンツへ移行していきます。おばあさんよりおじいさんの方が、失禁からのリハビリパンツデビューが早いように思うのは、衣類にさしあたって執着心の無い男性が多いということなのでしょうか。

おしゃれおじいさんは、失禁しても、リハビリパンツには抵抗があり、「それはまだいいです」と丁寧に断ってその時はパンツを履かない選択をしていました。

リハビリパンツを抵抗無く履けるおじいさんたちが一番戸惑うこと、それはお風呂上がりにリハビリパンツを履く時です。

体が濡れていて履きにくいという問題では無く、どこから足を入れていいものか、どっちが前だか後ろだか、印がわかりにくかったりすると余計に見極めるのに時間を要します。

わかりにくいせいで、おじいさんたちは皆、リハビリパンツをくるくると回しながら、足を入れる穴を探し続けるのです。

せっかく正解しても、慎重な男性陣は、つい自分の正解の選択を疑ってまた回してしまうという無限ループに陥ってしまうのでした。

男性は特に前側に開き口が無いパンツに慣れていないこともあるのでしょう。様子を見ながら助け舟を出したり、わかりにくいものは、始めから「こちらが前なのでこの向きで履いてください」とお伝えしています。

なにはともあれ、リハビリパンツを抵抗無く履いてくれるおじいさんは周りが助かります。